〇ひじきとは
ヒジキ(鹿尾菜、羊栖菜)は、褐藻類ホンダワラ科ホンダワラ属の海藻です。
日本では古くから「ひじきを食べると長生きする」と言われており、
敬老の日にちなんで9月15日は「ひじきの日」となってます。
味、香りがたんぱくで調理しやすいため、煮物料理などに広く利用されている食材です。
近年はひじきご飯に加え、サラダ、酢の物、天ぷらなど幅広い料理に利用されています。
ひじきは、細長い茎の部分と葉や芽のように出ている部分を
分離して製品化されることが多く
茎の部分だけにしたものを長ひじき、茎ひじき、糸ひじき、
芽の部分だけにしたものを芽ひじき、姫ひじき、米ひじき、
などといいます。
長ひじきは歯ごたえのあり、水に戻すと大きくなりやすく、
芽ひじきは先端の芽や小枝の部分で細かく、柔らかいです。
それぞれ好みや調理方法によって使い分けることが多いです。
日本国内で流通する食用ひじきの約90%は中国、韓国からの輸入品です。
加工の方法は、主に伊勢方式と呼ばれる乾燥原藻を水戻しして蒸乾する蒸乾法(蒸す)と、
煮乾法(煮る)に大別されます。
本製品は、伊勢志摩で採れたひじきを、伊勢方式で加工した、芽ひじきです。
ひじきに多く含まれる食物繊維にはさまざまな働きがあります。
排便をスムーズにし、生活習慣病の予防と関連があるとさせています。
また、微量に含まれるフコキサンチンは脂肪燃焼効果があることが解明されており、
今後その利用が期待されています。